Bルート通信でおうちの消費電力を測定する(準備編)

目的

Bルート通信を使ってスマートメータから自宅の消費電力量を取得できるようになったので,手順をメモしておきます.

前提

Bルート通信するためには,電力計がスマートメータになってる必要があります.円盤がクルクル回るタイプの電力計は非対応です. 最近はほとんどスマートメータに置き換わってると思います.

looop-denki.com

事務手続き

事務手続きが必要です.やり方は「Bルート」「手続き」とかで調べると見つかります.自分の場合,申請から10日ほどで使えるようになりました.

blog.eco-megane.jp

購入するもの

ここからはBルート通信するために買ったものを紹介します.

  • BP35C1-J11-T01 評価ボード
    BP35C0-J11(Bルート通信するためのWi-SUNモジュール)にANTが付いた評価ボードです.工事設計認証(いわゆる技適)を取得済みで,すぐに電波を出して使うことができちゃいます.チップワンストップとかで購入できます.

www.chip1stop.com

余談ですが,Bルート通信できるモジュールはこれ以外にも「BP35A1」というのがあってこれと迷ったのですが,BP35C1-J11-T01はEnhanced HANにも対応していること,BP35A1よりも新しいことから,これを選びました.

  • BP35A7A 評価ボード
    BP35C1-J11-T01と組み合わせて変換基板ぽく使います.プルダウン抵抗やデカップリングコンデンサなど,最低限必要な部品が実装済です.あと,今回はブレッドボード上で回路を組みたいので,ピンヘッダを付けられるのも良いです.これもチップワンストップとかで購入できます.

www.chip1stop.com

  • ESP32-DevKitC
    BP35C0-J11を制御したり,BP35C0-J11からデータを受信するのに使います.秋月とかamazonとかで買えます.BP35C0-J11との通信にはシリアル通信を使うので,シリアル通信が使えるならESP32じゃなくてもOKです.

akizukidenshi.com

  • 表示デバイス
    なくても良いですが,測定結果を表示したいときにあると便利です.今回はamazonで売ってるOLEDを買いました.似たようなのがたくさん売ってると思いますが,多分どれでも大丈夫です.


  • ブレッドボード
    ESP32-DevKitCで使うときは,SAD-101というやつが便利です.

www.sunhayato.co.jp

  • ジャンパワイヤ
    ブレッドボードで配線するときに使います.なのでオスーオスが必要.色んなのが売られてますが,好きなのを使えばOKです.

次回,ハードウェア構成編に続く(?)

Arduino IDE・ボードマネージャのURLの一次ソース

Arduino IDEの初期設定をするときボードマネージャの設定をする.検索すれば設定方法をいくらでも見つけることはできるのだが,ボードマネージャのURLに関して一次ソースが書かれておらず不安になるときがある.そのとき毎回一次ソースを探すのだが,毎回検索するのが面倒なのでメモを残しておく.

ESP32-DevKitC

ESP32-DevKitCはこちら. docs.espressif.com

M5Stack

M5Stackはこちら.M5Stack Core2とかM5StickCとかも同じURLでOK. docs.m5stack.com